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zoom RSS 木目も美しいオニオンのついたオーボエ

<<   作成日時 : 2005/01/30 21:58   >>

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楽器の書棚(1) 2005/1/30

キーがたった2つしかないオーボエです。

オーボエは、通常、たくさんのキーやメカニズムがあります。 ギネスブックにも、 「最も部品点数の多い楽器」 として載っているそうですね。 

ただし、それは、いわゆるモダン(現在の)オーボエのお話。

このフォトのオーボエは、後期バロックからクラシカル時代に至る、18世紀最後あたりのもので、頭部に、オニオン(玉ねぎ)の形があるのが特色です。

楽器博物館にあるものを、コピー(復元)してみました。 イエロー・ウッドの木目も美しくできあがりました。 モダン・オーボエと、バロック・オーボエの中間くらいの音色がします。

なぜ オニオンの形となっているのでしょう? コピーして分かったのですが、楽器を持ったときのバランス(重心)をとるためにも膨らませたのでしょう。 まさに、 機能美 です。

【コピー】 

材質: イエロー・ウッド Yellow Wood  イミテーション象牙リング 
     洋白銀製のキー No.0211 全長575mm 
     リード長76.5mmにて A=415Hz

【オリジナル】  

所蔵: オックスフォード大学 音楽学部 ベイトコレクション #2013 
製作: トーマス・コーザック Thomas Cahusac Senior 1780頃
楽器: クラシカル・オーボエ 黄楊 boxwood  象牙リング 銀製のキー


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
美しい楽器ですね。
私は古楽器に詳しくないので、トーマスコザックさんをはじめて知りました。
演奏に耐えうるクラシカルオーボエを探しているのですが、
この楽器はいかがですか?
オーボエ好き
2005/02/08 14:47
コメントありがとうございます。
わたしは、欧州の楽器博物館をあちこち見て回りましたが、Oxford大学ベイトコレクションのこの楽器は、とくに美しく、実際に手にとって見せてもらい、大変気に入っています。
べインズ著の「木管楽器とその歴史」の中で、写真付きでクラシカルオーボエと紹介されています。
A=415Hzで実測している限り音程はとれています。問題は、リードが現存せず、種々試みてみました。
この楽器は、第一号機で、現在貸出中で評価いただいております。
第二号機は、エボニー製で調整中です。
「演奏に耐えうるか」は、とても重要な質問ですね。
どんな楽器も、その方にぴったりしないと「耐える」ところまで行かないかも知れません。やはり、実際に評価していただかないと答えが出せないものと思います。
多鍵のクラシカル・オーボエをお探しの場合は、私はまだ復元していませんが図面を入手しており、いつかは手がけたいと思います。(いつになるかなあー)
woodwind 図書館長
2005/02/08 22:12

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