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zoom RSS 木目も鮮やかなトラベルソはフランス宮廷の香り

<<   作成日時 : 2005/02/27 13:16   >>

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楽器の書棚 (5) 2005/2/27

バロック時代の木管楽器は、どんな種類の木でできているのでしょうか。

一般には硬く緻密なものが、加工は大変ですが仕上がりがよく、なにより良い響きがするのです。

フランスや英国産の黄楊(つげ)、トルコ産の黄楊、あるいは楓、梨など地場に生育する木が使われたほか、植民地開拓以降ですからインド黒檀も使われたのでしょう。

入手は大変だったかもしれませんが、中にはトロピカルに生育する木でできているものもあります。

18世紀中ごろのパリ。 当時の王室の実質の御用達であったロット家もすばらしい木管を作りました。 そのトラベルソの中には、木目も鮮やかで、キャップやキーには金で豪華な装飾がほどこされ、大変美しいものが現存します。

その楽器、オリーブとの解釈もありますがバイオレットウッドではないかと評されています。 ローズウッド種です。一般にローズウッドは、アジア、アフリカ、中南米に産します。

フォトは、木のぬくもりを感じさせ、木目も鮮やかなものを復元したくて試みたものです。

オリジナルとなったものは、やはりロットの作品でベイトコレクションにて本物と比較研究もしました。

どうです、フランス宮廷の香り、すこしは伝わりますでしょうか。

【コピー】

材質: モパーン Mopane (ローズウッド類似種)  イミテーション象牙リング 
     洋白銀製のキー No.9906  A=392Hz [フォト下] 換え管 A=415Hz用

【オリジナル】  

所蔵: オックスフォード大学 音楽学部 ベイトコレクション #1139 
製作: トーマス(トーマ)・ロット Thomas Lot パリ 1750頃
楽器: フルート・トラベルソ 黄楊 boxwood  象牙リング 銀製のキー
     換え管が現存 A=396/407/419/425Hz 全長668mm(A=396Hz)

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