バロック木管図書館 woodwind

アクセスカウンタ

zoom RSS ゴルフクラブの原点:ヒッコリーシャフト

<<   作成日時 : 2005/04/23 11:42   >>

トラックバック 0 / コメント 2

画像
木のぬくもりが大好きな、わたし woodwind (ウッドウィンド) です。

木目の美しさや、木地の暖かみを感じることはありませんか。

何かで読んだことがありますが、人の先祖、類人猿は森や林に棲むお猿さん。木は、言ってみれば住まい。わたしたちは、無意識に、大地に根を張る木から訴えてくる、何かを感じ取るような気がします。

住宅では、木は主要な建材として多く使われいます。中でも、直接触れたり目で見える、柱や壁、床があり、またテーブルや食器棚など、木の家具からも、なにかしら安心感が伝わります。

最近は、壁や天井には木目調といって、壁紙の類にうまく木目を印刷し、わざと凹凸を付けているものも多いです。それでも、人は、目から入ってくる木の姿にまず安心感を得るようで、そのあとよく見て、「な〜んだ、印刷なのか」、となります。

木目が平行に走る「柾目」は、柱などで重宝されます。それならば、幾何学的な平行線を引くとどうなるか?

人は、これは木でないとはっきり分かります。幾何学的な柾目など、安心感を得るどころではないでしょう。

人が接する道具にも木が多く用いられています。なぜか木のぬくもりにひかれ、使ってみたくなるもの。

フォトは、ゴルフクラブのいわゆるウェッジ(アイアンの一種)。

米国キャロウェイ社のウェッジで、1番(ピッチング)、2番(サンド)、3番(ハイ・ロブ)です。よーく見てください。シャフトが木でできていますね。

シャフトは、歴史的にヒッコリーが使われました(当時は空洞となっているシャフトでなく、ヒッコリー・スティック)。その理由は、強靭でしなやかなこと。でも時代とともに使用ボールが変わり、シャフトは、スティールやカーボン製となってきています。

ゴルフは楽しむもの。楽しみ方は、ひと、それぞれ。道具を選ぶのもそのひとつで、手に持つと、何かしらが伝わってくるヒッコリーシャフトも捨てがたい。

現代の硬いツーピース・ボールを打っても折れないのか?

実は、フォトのヒッコリーシャフト(スティック)には秘密があります。非常にハイテクでして、中にスチールのシャフトが入っています。ヒッコリーに長い穴をあけ、スティール・シャフトを貫通させたってなわけ。

これって、もしかすると木管か? しかも、金属の内張りのある木管か? はい、そうとも言えます。

では、この製造技術・ノウハウは、木管楽器製作に適用できるのか?

そうと思います。ただし、企業秘密みたい。

できれば、キャロウェイの工場で製造過程をぜひ見てみたい。でも、もう製造中止となっているようで・・・。

残念でなりません。

何が残念かと言うと、「木のぬくもりを感じながらゴルフを楽しむ」より、ピンまで正確にしかも楽に打てるウェッジを求めるプレーヤーがほとんどだということ。

人、それぞれですが、日本のモダン・フルート奏者にも、英国のように、木のフルートを選ぶ方も増えてきたのか、最近は、テレビなどでも見かけるようになってきていますね。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
写真と同じウェッジを現役で使ってましたが、とうとうヒビが…
修理出来るところも知らず諦めてますが、私もヒッコリーシャフトが大好きです
ゆみ
2016/07/14 18:45
ゆみさんこんにちは。ようこそバロック木管図書館へお越しくださいました。このウェッジ、ヒッコリーの温かみで気に入っていまし。少々重みを感じて振るタイプのウェッジでした。修理できるところはキャロウェイに尋ねるくらいしかないでしょうね。最近はゴルフをしなくなり、もっぱら木管つくり。もし木管にもご興味ありましたら、他の記事もご覧ください。
woodwind 図書館長
2016/07/18 17:35

コメントする help

ニックネーム
本 文
ゴルフクラブの原点:ヒッコリーシャフト バロック木管図書館 woodwind/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる