バロック木管図書館 woodwind

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help リーダーに追加 RSS 古楽国際展示会の想い出

<<   作成日時 : 2005/06/10 22:00   >>

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古楽の展示会をご存知でしょうか。

フォトは、ロンドン古楽国際展示会 The London International Exhibition of Early Music のカタログ。

見て楽しい、 触って楽しい、 聴いて楽しい、 演奏して楽しい、 買物して楽しい ・・・ など楽しさがいっぱいです。

そのほかにも、 出会って楽しい、 おしゃべりして楽しい、 ・・・ さらに、 ヒントを得て楽しい、 影響を受けて楽しい ・・・ けっこう心が満たされます。

何ごとも、興味がある展示会は、そのようなものなのでしょう。

わたし woodwind は、古楽といっても、木管はじめ、楽器そのものにも興味があり、いろいろな視点から楽しめたのでした。 楽器つくりを始めた頃なので、とても楽しく想いおこされます。

楽器の書棚(2) 「最初の1本はコピーのコピー」で、手本としたウェルズ氏のコピー楽器からコピーした、わたしのできたばかりの最初の1本のトラベルソを、本人に直接会って見せることができたのです。

同氏がベイトコレクションでデータ測定したクラリネットのコピーを見せてもらったり、面白いのは片手で演奏する木管テーバーパイプ。 残りのあいた手で、テーバー tabour (小太鼓) を叩くのです。 木管の基本は、6つの指穴とは限らず、どうして音階が出るんだろうと不思議な木管です。

わたしの最初のトラベルソを、もっと他の人に見てもらいたいとの衝動から、ある製作家に見てもらったのです。

すかさず、「上管のここと、頭部管のこのあたりを少し削るといいよ」とアドバイスをもらったり、黄楊の模様つきのステイン法を尋ねたら、なんと、日本の墨(墨汁)を使い、酸でステインしたあとアンモニアで中和するのだそうで。 もちろん戸外で行うのです。

別の製作家は、小学生くらいの息子を連れていました。 わたしが、自身でつくったことを説明すると、なんと、側にいた息子さんが、「ぼくも作るよ。ほら、これ!」と言って見せてくれました。 今から後継ぎというか、なんと言うか、ジュニア・・です。

米国のバロック・オーボエ演奏家/製作家のドールトン氏からは、感性の影響を受けました。 まず楽器が美しい。 さらに、バロックもクラシカルも楽に演奏できる。 リードがたいへん立体的にバランスよく、きれいで、その場で無理やり2本譲ってもらうも、リードケースもなく、キャラメル缶の簡易ケースに入れて持ち帰りました。

それよりも何よりも、実際のオーボエ製作に使う、リーマについて尋ねたら、「ほら」、と言ってその場でリーマを出して見せてくれました。 百聞は一見にしかず ・・ 納得。 とても暖かみのある対応をしていただいたのです。

このような古楽の展示会が、あちこちで、また日本でもたくさんあると、どんなに楽しいだろうなあ、と思います。

そのような展示会に参画するまでも、わたしの、このバロック木管図書館 woodwind でも、みなさまとの自由なおしゃべりを、もっともっと楽しめるようにしてまいります。

2005/6/10

 

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