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help リーダーに追加 RSS 木管の長さに比例して内径も太くするのでしょうか

<<   作成日時 : 2005/11/05 00:15   >>

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パイプオルガンをご覧になったことがありますか。

オルガンと聞くと、学校の音楽の時間に先生が弾いてくれたものを思い出す方も。 その大きさは、電子オルガンとか、電子ピアノ程度のもので、たいして大きくはありません。

教会に行くと、決まってオルガンがあります。 電子オルガンくらいの小型のものもあれば、高さ数mの大型のものも。 まさに、「据え付け」てあります。

コンサートホールにもパイプオルガンが据え付けられ、壮大なオルガン音楽を楽しむことのできるところもあります。

奏者席には、複数段の鍵盤やペダル。 しかし、なんと言ってもその背後にあるの大小さまざまの数え切れないほどのパイプ群が目を奪います。

オルガンの裏方では、大きなふいごを多くの人々が動かし、現代では電動モーターがそれに取って代わり、パイプに送風します。 ふいごからパイプに至る配管や開閉装置など、とても大きな仕掛けですから、楽器と言うより建物の一部と言えるでしょう。

そのパイプ群。 良く見ると、短いものは鉛筆くらい。 長いものは、数mにも。

管の長さで決まる基音を、最低音から最高音まで5オクターブにわたり出すためでしょう。

管の種類には、フルー管とリード管が、また開管と閉管があります。 閉管では、実長が開管の半分の長さで同じ基音が得られますが、偶数倍の高調波を含まず、そのためか、半分くらい閉じた管もあります。

フルー管の発音原理は、リコーダーと同じ。 リコーダーを逆さまにし、下からのふいご送風により音が出ます。

リコーダーは、内径が先にゆくにつれ狭まるテーパーをなし、円筒に比べて高調波を多く含みます。 パイプオルガンは、円筒の金属パイプを多く見かけますが、木製の四角いものや、様々な形のものも混じり、全体で豊かな響きを得ています。

指穴の開閉により管の実行長を変え、異なる音の高さを出すリコーダーと異なり、各音ごとに長さが違うパイプを用意します。

不思議に思うことは、パイプの太さです。 短いものは細く、長いものは太いのです。

音の高低をつくるのであれば、太さが同じで長さが異なるものをズラ〜っと並べてもよさそうなもの。

パイプの長さに比例して、内径が太くなっているのでしょうか。

メンズールのオルガン設計では、長いものは径も太くします。 一般に、ド(C音)から、オクターブ上のドを過ぎてミ(E音)まで、10度高くなるにつれ、径を半分にします。 

一方、長さは波長に関係し、半分にすると8度(オクターブ)高くなります。

フルー管が、リコーダーをひっくり返した構造となっているならば、ルネッサンスやバロック時代のリコーダーの内径設計はどのようなものでしょう。

フォトは、わたしの所有するバロック・リコーダーを、パイプオルガンのように並べてみました。

中部管上端の内径/エッジから2指穴までの長さは、左から順に:

 ・ソプラニーノ F管 11.1mm/86mm
 ・ソプラノ    C管 12.9mm/118mm
 ・アルト     F管 18.2mm/176mm
 ・バス      F管 33.4mm/334mm

確かに、低音の出るバスに向かって管が長くなり、また太くなっています。 いずれも、A=440Hzで同じピッチ。 長さと内径をちょっと調べてみましょう。

【長さ】 管長は基音の波長に比例し、ピッチ(周波数)に逆比例します。

 ・理論値  1 : 1.34 : 2 : 4
 ・実測値  1 : 1.37 : 2 : 3.9

【内径】 メンズールの基本仕様となっているならば、

 ・理論値  1 : 1.24 : 1.68 : 2.81
 ・実測値  1 : 1.16 : 1.63 : 3.01

だいたい合っています。

実際には、各リコーダーの内径のテーパー度合いや、指穴位置の設計が異なり、また現代(モダン)用に設計されています。

この数値を見ると、バスは内径が太めで、ソプラノとアルトが細めです。

バスが太目なのは、アンサンブルに適する設計なのでしょう。 バスは、やわらかく包み込むようなしっかりした低音を受け持ち、高音部は、テナーやアルトに任せばよいのです。

一方、ソプラノとアルトは独奏用にも使えるよう、やや細め。 高音部で響くように設計されたのでしょう。

ルネッサンス時代から、リコーダーの室内アンサンブルが楽しまれたと想像します。 後期バロック時代では、ソナタや協奏曲で、ソプラノやアルトが独奏楽器となりました。 このため、とくに高音域でよく響き、音の通りが良いことが望まれたでしょう。 

リコーダーに限らず、バロック木管は、内径設計が時代とともに変ってきています。 クラシカルになると、管が細めとなりました。 

オーボエもそうですが、とくにフルート・トラベルソでは、バイオリンなど他の高音楽器と対抗できるようにされたようです。 でも、管を細くして高音を出しやすくしても、反対に低音が犠牲になります。  協奏曲では、トラベルソの低音は聞こえないですよね。

モダン・フルートでは、内径設計が根本的に変わりました。 管は円筒で、足部管に至るまで太いまま。 歌口も指穴も大きく、全体的に大きな響きが得られるようになりました・・

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コメント(25件)

内 容 ニックネーム/日時
自作Quantzは内径がとても太いのですが、購入したロココのトラベルソは細いです。
この頃この2本を比較してこんな風に感じています。
輪郭のハッキリした音色作りや操作の安定性は細い方が有利なようです。仕事で演奏するというのなら細い方が安心かも。体調にも左右されにくいし。ビジネス用という感じ。
一方太い方が独奏向きに感じています。それは表現力が多彩だからですが、まともに使うために練習量が必要。奏者の体調や気分に大きく左右されるので芸術用という感じ。
オーボエ好き
2005/11/05 15:38
●Quantzは、モダン・フルートの19mmよりも太く、20mmもありますね。T.Lotも19.6mmで太く、ともにベルサイユピッチあたりがバランスよく、豊かな低音が出て、また最低音Dが気持ちよく出せると思います。
●ところが、ロココの代表のG.A.Rottenburghは、きわめて細い管で、I.H.Rottenburghのバロック・トラベルソ要素から離れているのでしょう。
●操作の安定性は、細い方が有利でビジネス用とのこと。ふ〜む、これは、わたしは判断しかねます・・。太いほうが独奏向きで、表現力が多彩とのこと・・、高調波の含まれ方と、人の聴覚の周波数帯域の上限によると考えます。もし、電話信号帯域の300〜3400Hzでフィルタを掛けてしまったら表現力はどれも落ちますよね。太いものは下から、細いものは上ずったあたりから成分が含まれ、一方、上限は同じだからと思います。
woodwind 図書館長
2005/11/05 22:04
自作のQuantzはLow Dはやや低く、管を外側へ回して音程をとる必要があります。最低音の発音はロココの方がいいですが、基準のピッチが392と430なので、なんとも言えません。また低音域のクロスフィンガリングはロココの方が大きい音がして、オープンフィンガリングとのバランスは取りやすいと感じています。ただやはりG#はだめですね。やっぱりkeyがいるか!という感じです。
それぞれの楽器毎の音域でのバランスはQuantzの方がいいですね。この意味で低音は豊です。ロココは高音が引き立ちすぎると思います。
操作の安定性は私が演奏においてこう感じています。細い方は容量が少ないので内径をエアーが通る際、すぐ振動の充実の具合が飽和状態(一定の状態)になってしまい、変化をつけにくいのですが、太い方は容量が大きいので内径をエアーが通る際、その状態に差をつけやすいからというものです。
言い方をかえると細い方がエアーへの抵抗が大きく、太い方がエアーへの抵抗が小さいので変化を付けやすいと言えるかも。
オーボエ好き
2005/11/07 23:24
上記の振動の状態についての見解のヒントになったのはモダントロンボーンの太管、細管で、細い方がオーケストラに適しており、太い方がソロに適しているというものとモダンオーボエのチューブの底の直径が4.7mmと4.8mmでは明らかに高音の発音のしやすさに差がでたと言う経験とチューブの先端が狭い方が表現が豊にできたという経験からきています。結局私はチューブの先端は細く、底は大きいものを使用し、内径に対して入り口を小さくすることによって、内径でのエアーの充実度をコントロールしやすくしていたと言えるのではないかと考えています。
オーボエ好き
2005/11/07 23:33
●一般にトラベルソの最低D音は低いようですね。T.Lotも低いです。低音域のほうで、最低音の発音と音が大きいのはロココの方とのこと。そうですか、わたしも一度、Quantzのトラベルソもつくって見たいですが、なんせ気が多く、つくりたい木管リストは増える一方。フルート・ダモーレなどは、Boxwoodを丸材にしたまま、眠らせて(乾燥させて)います。
●エアーの送り込む件、これはさすがに演奏家の立場ですね。参考になりますとくに、オーボエ・チューブの4.7mmと4.8mmの差はそれほどまでにあるのですか?それは、底でなくてリード先端処理を細くすることのほうが効いているのでは?
●わたしは、トローンボーンの知識、とくに太管・細管と区別があるのは知りませんでした。こうしてみると、楽器は微妙なものだとつくづく感じますね。ただ、奏者によって好みが変る。モダンフルートにしろ、オーボエにしろ、初心者向きなのもあれば、体力が要るのもある。演奏力によって適しているのもあるでしょうし。・・いろいろあるからこそ、面白いのですね。
woodwind 図書館長
2005/11/10 00:54
しばらく気管支炎で笛を吹いていなかったのですが、今日久しぶりにちょっと音を出したら恐ろしいくらいの雑音!Quantzの雑音は素晴らしく多いです。
オーボエチューブの底が高音域の発音に効いています。具体的にいうとGlotin47brassとRigoutat47brassではRigoutatの方が表現力が豊かで高音も出しやすい。これは先端が細く底が広いと言う形状が実現されているから。リードで高音を出しやすくするには幅を狭くする方法がよく効くのですが、これは部分音のバランスを崩すのでおすすめできません。そうなるとチューブの底の大きいものを選択するということになるわけです。
いろいろあるから確かに面白いですね。だから勉強になる!
私の場合は基本奏法ができている前提で自在に演奏できる楽器と言うのが目標です。だから初心者には扱いづらいものになるかもしれません。
オーボエ好き
2005/11/10 23:26
●気管支炎、お気をつけて下さいますよう。めっきり寒く、秋は通り越して冬ってな感じです。このようなときは、楽器つくりからはなれ、理論書とかの関連情報収集をやるとか、内径のデータ図面を比較するとか、に当てるのもいいと思います。無理をなさらぬようにお願いします。
●素晴らしい「雑音」ですか?結構な量の副次波が入っていると言う意味ですか?それとも、急に吹くとアンブシャーがくずれてしまっているの意味ですか?
●グロタンとリグータのチューブの報告、ありがとうございました。微妙な差ですよね。リード幅や厚さ、削り方なども微妙だし、オーボーえー・メーカーの情報によると、内径もほんの0.05mmぐらいで変るとのこと。
●いずれにせよ、演奏力のあるオーボエ好きさんのような方が、その差を認識できるご様子でうらやましい限りです・・
woodwind 図書館長
2005/11/12 10:39
”副次波”自体が理解できませんでした;歌口のエッジは落としてあるので、そう雑音は生じないはずですが、輪郭をぼかすような音が入っています。久しぶりに吹いたのでその量に驚いたわけです。所有しているボアの細いトラベルソとは大きく異なります。
昨日より休養を終えて少しづつ吹いています。まずはオーボエから。
クラシカルオーボエのリードにはまだ手をやいています。今日はもう一度振り出しにもどして再調整しましたが。。。。。。まだまだ精進が足らないです。
オーボエ好き
2005/11/12 23:35
●休養中は、リード研究とかに当てられれば良いのではないかと思いますが、やはり楽器に手が伸びてしまい様子が伝わってきます・・。
●基音以外の成分をいったつもりですが、内径形状やアンダーカットなど、どこからも影響を受けてインピーダンス特性が周波数領域で変りますので、歌口の削りだけではないのでしょう。
●クラシカル・オーボエをお持ちなのでしょうか。多鍵の物なら年代はいつ頃なのでしょう。多鍵のものは、トラベルソと同様、ずいぶんと変遷があると思います。
woodwind 図書館長
2005/11/13 11:03
”副次波”了解しました。部分音等のことですね。
クラシカルオーボエは2keyでGrundmannのコピーです。Mozart頃のもの。普段からベルに羊毛を詰めてミュートしています。
ベルの内側の返しはこのためのものかもしれません。

結局リードのチューブの全長を大幅に伸ばすことにしました。ソケットに差し込む部分を浅くするように糸を巻いてピッチを調整する方法はリードが十分固定されずオクターブの発音が著しく困難になります。ソケットには十分深く差し込み、しっかり固定されるよう糸を巻くのが良いようです。チューブはモダンオーボエとモダンイングリッシュホルンの組み合わせで、オーボエチューブの先端から糸を巻いてイングリッシュホルンのチューブに差し込むことによって長さを調節しています。今日の時点でモダンオーボエ用のリードケースに入らないサイズになってしまったので、ケースを作らねば!というところです。
オーボエ好き
2005/11/13 14:54
●グルントマンのコピーとのこと。ピッチはいかほどなのですか。それに、もしリード・チューブとリードが付いてきたのなら、バロックものより幅の狭いものなのですか?リードが命ですよね。
●また、リード長や幅により、オーボエはピッチが大きく変りますが、どれがもっともバランスよいものかを探る必要があるところが、大変で、かt面白いところではないでしょうか?
●わたしのクラシカル用では、バロックオーボー用のチューブを切り、短くしたものと、コーラングレ用のチューブとを組合わせました。テーパーの段差はもちろんあるのですが・・
また、いろいろな情報をお願いしますね。
woodwind 図書館長
2005/11/15 00:15
リード幅は8-8.5mm。バロックよりもちょっと細いですね。ピッチは430と440hzの替え管です。現在は440hzで使用中。
リードに関してはデータを製作者よりもらっていてその通り作っているのですが、???と言うところ。バロック用のサイズまでチューブを延長すると結構いける感じ。モダンオーボエのチューブの先に絹糸を巻き付けコーラングレのチューブに差し込むと言う方法で延長。E Fis Gはのオクターブはオーバーブローでだすので低めが良い感じ。そうすればリードをかんでピッチが高くなっても大きく問題はない様子。
オケでは音量が大きすぎると指摘があり、ミュートする必要がありました。図面は内容ですが、Bateに木製ミュートがあると言う話がコミュニティーで出てました。ハンカチをベルに詰めたり、コットン、羊毛を試しています。詰め過ぎはLow Cが発音できなくなり、High Aが詰まった音色になります。High Aはチューブ長が長くなる程緩和されていくようです。
ここまで探るのに数ヶ月。もちろん練習込みで。管を繋げてOKのトラベルソとは違う楽しみ(苦しみ)がありますね。
オーボエ好き
2005/11/20 00:12
詳細な情報ありがとうございます。E/Fis/Gの件、第二オクターブは、噛んでだせても、第一オクターブはやはり低いままなのでしょうか?オケで、音量が大きすぎるとありますが、それほど大きいのですか?オーボエのリード、チューブそれに楽器、これらのパラメータの組合せが大きすぎますよね。製作する側からは、どれを基準とするか悩むところ・・・・
woodwind 図書館長
2005/11/20 11:53
1オクターブは演奏上気になりません。といってもFisはやはり低い。音量はとても大きいです。製作者は交響オーケストラ用と言っていました。ミュートすれば他の楽器と合わせられそう。この方が性能も落ち着くので扱いやすい。
今分かっていることはこんな感じ。
1 リードの幅は全音域の発音性能。全音域に渡ってバランスよく発音できるように。
2 リードの木部の長さは、音色。ぺーペーな音色が豊かになるまで短くしていく。
3 チューブの長さは、ピッチと操作性。安定して操作できる(各音の音程が取りやすくなる)長さまで伸ばす。そこから求めるピッチまでさらに伸ばす。
4 チューブの先端は表現力。細い程繊細に表現できる。
5 チューブのテーパーはオクターブ。2オクターブのE Fis Gが発音しやすいように適度に低いものを選ぶ。
Bateでオーボエ用ミュートの図面発見。1800で制作者不明。クラシカルにはちょうどよいかも。
オーボエ好き
2005/11/22 23:51
まだ推測の域をでませんが、オーボエのリードのチューブは55mmがバロックもクラシカルも基準かもしれません。そしてリードの木部も24mm以下が基準かも。リードの幅と木部の長さは楽器に合わせて調整するのではないかと。
というのはPonseeleのStainsbyと私のGrundmannが同じ長さのリードで幅が異なるだけというサイズだったから。2例ではサンプルが少なすぎるので情報提供求む。
オーボエ好き
2005/11/22 23:52
●オーボエ好きさんの、豊富なご経験に基づくデータありがとうございます。参考となります。@リード幅、Aリード長、Bチューブの形状と長さについて、一般的な特徴を整理いただきました。
●チューブとリード長のデータですが、これは色々ある気がします。ただ、全般的には、同一ピッチならば同じ傾向があるかもしれません。以下にわたしの手持ちデータ2種を加えます。
@デンナーモデル415Hz用メック社:チューブ57.5mm、リード長27.8mm、幅9.0mm。
AEichentopfモデル415HzS.Dalton作2本の平均:チューブ55.0mm、リード長24.0mm、幅8.2mm。
で、とくに後者は、オーボエ好きさんの推測に一致しますね。
woodwind 図書館長
2005/11/23 14:30
情報ありがとうございます。
メック社のクラシカルモデルを少しだけ吹いたことがありますが、これは情報頂いたデンナーと同様に私の推測から外れるものでした。
ROMの皆さんもどうか情報お願いしますm(_ _)m
オーボエ好き
2005/11/24 22:42
●Bruce Haynesの記事がWebでも見ることができますが、バロックオーボエつくりに関してまとめています。5つのパラメータがあり、3つは能動的、2つは受動的。上記、オーボエ好きさんの、ご経験に基づくリードのパラメータと同様な記事になっていますが、Haynesはやや一般的に解説。いずれにせよ、参考となる記事ですよね。
●すみません、「ROMのみなさん」のROMって何なのか知りません。すみません、解説ください。また「ROMのみなさん」もどうぞコメントや、情報をいただければうれしく思います。
woodwind 図書館長
2005/12/06 23:58
ROMはRead only Memberのつもりでした。失礼しました。コメントはしなくても読んでおられる方は大勢おられるのではないかと思いましたので。コメントを呼びかけてみた次第です。
オーボエ好き
2005/12/09 17:50
わたしの専門が電気工学でして、ROMは当然、Read only Memory。ちょっと違いましたね。ひょっとして、オーボエのリードに関する、グループとか機関とか何かがあるのかと思いました。DRS:Double Reed Sciety、とかから想像すると、Reads and Oboe Membership とかなんとかかと・・
woodwind 図書館長
2005/12/09 23:37
はじめまして、ステインズビーの研究をしているものです。
だいぶ前ですが、オーボエ好きさんのコメントの中の
トロンボーンに関することに、少々間違いがありますので
書かせていただきます。

>モダントロンボーンの太管、細管で、細い方がオーケストラに>適しており、太い方がソロに適している・・・これはほぼ反対
です。 現代のオケで細管が使われることはまずありません。
(最近はモダンでも楽器の歴史を考慮するようになってきて、細管を曲によって使うこともちらほらでてきました)
一方、クラシック以外では、ほぼ細管が使われています。

なぜかトロンボーンに関しては、ジャンルによって使う楽器
の棲み分けができています。そして、そのサイズの違いは、
他のジャンルに比べて顕著なものといえるでしょう。
(細管は12.3〜12.7ミリ。太管は13.9ミリ)

gomale
2006/02/18 05:47
変な改行になってしまいました。すみません。
gomale
2006/02/18 05:49
●はじめまして、gomaleさん。当図書館へようこそおいでくださいました。内容の、トローンボーンに関してわたしは、知識がありませんが、細い方が、輝きのあるような、太いほうが落ち着いた低音を支えるような音なのでしょうか。
●ステンズビーの研究をされているとのこと。具体的には、バロック時代の、トラベルソあるいはオーボエの研究をされているのですか。もしよろしければ、随所の記事でも、色々と教えてください。
●また、わたしの記事にも多くの誤りや誤解を生むもの、分かりにくいところなど多いと思います。是非、ご指摘くださいね。どうぞ、よろしく。
woodwind 図書館長
2006/02/18 09:00
●トロンボーンの音色の違いは、およそおっしゃる通りです。
●ステインズビーに関しては、若い頃(20年前)はリコーダーのコピーを作る研究をしていたのですが、(少々販売もしました)その後、オリジナルのステインズビーが、どうも現代知られているような古楽奏法と違うことを要求しているように感じ、もっぱらその研究をするようになっています。
例えばステインズビーに限らず、オリジナルのトラヴェルソの歌口のエッジは削られて丸くなっていることがかなり多いのですが、そのことを「当時の人は大事な歌口を削ってしまって馬鹿だった」と解釈することもできますが、「当時の人にとって、歌口はさほど重要に感じられなかった」可能性もおおいに有ります。
自分は後者のような、現代から見ると奇妙な感覚も、あえて取り入れていくべきと考えております。
●館長殿は電気工学がご専門とか。 私は研究の一環として、古い演奏を検証するために、SPレコードの復刻をしています。 素人ながら、Western Electricの部品(1930年以前)でアンプを作って録音したりしています。この辺でも館長殿とご縁があれば尚嬉しいのですが。
gomale
2006/02/19 05:57
●gomaleさん、なかなかのステンズビーのご研究のご様子。トラベルソの歌口のエッジは、わたしはほんの少し削る、と言うか、なめるようにしています。そのほうが、変なとんがりある音色にならないように感じます。Bate CollectionでのSchuchartの実物の試奏でも、歌口が決してとんがったものでもなかったように記憶します。ポッターでは0.6mmも円いものもあります。当時からか、後からかは分からないものの、色々ですね。いずれにしても、古楽器(演奏)の楽しみ方が、現代では色々だと言うことでしょうか。
●SPレコードの復刻とは、とても「専門」領域で驚きます。そもそもWEの部品でのアンプ製作も、今や部品も入手難。わたしは、WEの指導で、ロゴもWEを真似た、わが国で通信機製造販売を開始したメーカーに勤務しています。でも真空管アンプや無線機の製作自体は、わたしは30年くらい前からとまり、楽しみが「木」の方に移っています。古い演奏の検証、また随所で教えていただくと助かります。
●館長「殿」と言われると気恥ずかしく、woodwind でお願いします。
woodwind 図書館長
2006/02/19 13:04

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