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help リーダーに追加 RSS リコーダーつくりの要点は、頭部管にあり

<<   作成日時 : 2006/07/20 18:31   >>

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画像楽器のつくり方 (63) 2006/7/20

リコーダーもトラベルソも、バロック時代の名称はフルート。

これらを区別するために、トラベルソの方に「横に構える transverse」と言う形容詞をつけました。

リコーダー:
  フルート flute(英)/
  フラウト flauto(伊)/
  フレーテ floete(独)

トラベルソ: 
  トランスバース・フルート transverse flute(英)/
  フラウト・トラベルソ flauto traverso(伊)/
  ケールフレーテ Querfloete(独)

リコーダーつくりですが、トラベルソと同様の工程が多くあります:

 ● Step1: 木取り・木組み
 ● Step2: 角材を丸材へ
 ● Step3: 丸材の中心にガイド穴あけ
 ● Step4: 内径広げとソケットつくり
 ● Step5: テーパー削り
 ● Step6: 象牙マウント取り付け
 ● Step7: 外形削り
 ● Step8: オイリング
 ● Step9: 内径のリーミング仕上げ
 ● Step10: 指穴あけ

トラベルソにおける歌口つくり以降で、リコーダーでは、くちばしつくりとなります:

 ● Step11: くちばしつくり
 ● Step12: キーつくり(テナー/バスの場合)
 ● Step13: 音程合わせ

フォトは、アルトリコーダつくりの途中。

木組み(Step1→こちら)から始まり、指穴あけ(Step10→こちら)までの工程を済ませています。

中部管と足管については、モデルにした完成リコーダーの頭部管を用いて、指穴調整による音程合わせ(Step13→こちら)まで完了しています。

残された工程は、頭部管の「くちばし」つくり。

くちばしの構造は、複雑で微妙。 息を吹き込むウィンドウェイと、息が2つに分かれるエッジとからなり、トラベルソでは奏者の口と歌口のエッジに相当します。

コルクに当たる部分は、ブロックと呼ばれる水分を吸収しやすい材質(レッド・シダー)でつくり、ウィンドウウェイの底部を形成します。

また、頭部管に掘られた溝がウィンドウェイの天井部を形成します。

ウィンドウェイの形状と、エッジへの息の当たり具合により、音色や吹奏感が決まります。 この調整のことを、ボイシングと呼び、巧妙な技術を要します。

リコーダーつくりの要点は、頭部管にあり。

リコーダーとトラベルソつくりとの共通した工程(Step1〜Step10)は、若干の違いはあるものの、記事を参照してください。

これからは、リコーダーの心臓部分である「くちばし」つくり(Step11)の工程を順に見てゆくことにしましょう・・・


【関連記事】  青字クリックで記事へジャンプします。

●Step1:木管つくりは、木取り・木組みから始めましょう
●Step10:トラベルソの音つくり:歌口と指穴をあけましょう
●Step13:トラベルソの調整:指穴の大きさで音程を変えます
同心円をなす木管ばかりなのでしょうか
指穴の大きさが、いろいろあるのは何故?

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
●チッチの父さま。ポルタティーヴオルガン製作に、どれだけご参考になるか分かりませんが、連載的に、リコーダーのウィンドウウェイあたりの要点を実際に作りながら、整理してまいります。
●前回、ご質問いただきましたので、連載の開始を早めることにしたわけです。どうなりますやら。お楽しみに・・
woodwind 図書館長
2006/07/22 16:13

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