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zoom RSS バロック・オーボエ:真鍮板からキーをつくります

<<   作成日時 : 2015/04/10 23:04   >>

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画像楽器のつくり方 (154) 2015/4/10

指穴ほか各部の穴あけが終り、次にキーを取り付けましょう。

●バロック・オーボエのキー(鍵)

取り付けるキーは2つ。 C/C#キーとEbキー。

本来、バロック・オーボエには、左右対称のC/C#キーと、Ebキーが左右ひとつづつあり(→こちらも参照)合計で3鍵。

しかし、右手で操作することが多いためもあるのでしょうか、多鍵化が進んだクラシカル・オーボエ以降では、左手で操作するEbキーがなくなりました。 (初期クラシカル・オーボエの例は、→こちら

このため、今回は、まずは2鍵を取り付けてみます。

●キーの材料

1mm厚の真鍮板の表面に、方眼紙に描いた原寸大のキー図面のコピーを切り抜き、両面テープを用いて貼ります。 (そのイメージは、→こちら

鉄ノコで大まかに切り、やすりで形を整えて、キー板が完成。 

一方、6mmφの真鍮棒から、キーの回転軸の台であるボス部を削り取り出します。 ボス部をキー板に半田付けて完成。

フォトは、これらキーの各部を完成した様子。

●軸穴あけとキーの調整

下管のキー取付け台に取り付け溝を掘り、キーを収容した状態で、軸穴をあけます。 キーのバネを取り付けてキー自体が完成しますが、調整段階を含め、実際の状況に対して「合わせ工事」的に行います(→こちらを参照)。

●音出し

キーを取り付けなくとも、Eb穴をテープでふさいだ状態で、ある程度の音階が出せます。 実際にキーを取り付けたあと、各指穴の拡げやアンダーカットを行ってまいります。

この状態でも、P.Paulhanモデルは全体的にバランスよく鳴り、完成に期待が高まります・・



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