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zoom RSS バロック・オーボエ:真鍮板からキーをつくります

<<   作成日時 : 2015/09/23 22:14   >>

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画像楽器のつくり方 (174)  2015/9/23

P.Paulhahnのバロック・オーボエつくりの連載、次へ進めましょう。

内径および外径削りを終える(→こちら)と、オイリングを施します。

リンシードオイル(亜麻仁油)のどぶ漬けによります(→こちらも参照)

フォトは、オイリングを済ませた様子。

削ったばかりの欧州黄楊 Boxwood (→こちら)は、色が白っぽいですが、オイリングにより瞬間に黄色に変わります。

●井戸掘り

オーボエ上管のTopには、リードを差し込むための井戸 well があります。 バロック・オーボエでは、標準はなく、モデルにより井戸の寸法が異なります。

井戸を所定の形状に掘ると、リードを加えて音出しもできます。

●音出し

上管、下管、そしてベルの内径ができていますから、この状態で音出しができます。

もちろん指孔ほか音孔やレゾナンス・ホールをあけていませんから、音階は出ないものの、以下の3とおりに管の長さを変えられますから、音を出してみます。

 − 上管だけ

 − 上管+下管

 − 上管+下管+ベル

オーボエは開管ですから、基音のほか2倍音(オクターブ上)、3倍音(1オクターブ半上)、4倍音(2オクターブ上)が出るはず。

リードの加え方(アンブシャー)をコントロールし、それぞれ区別して音が出せました。

すでに完成しているP.Pauhahnモデルについても、上記の状態を指で押さえてみると、同様に出せます。

このあと、穴あけを行い音階を出すようにします。

●キーつくり

指穴や各種音孔をあけても、開閉するためのキーが必要。

フォトは、真鍮板から、キーの原寸を張り付けたようす。 この板から、それぞれのキーの部分に切り分け、順にキー部品として仕上げます(キーつくりの様子は、→こちら

できあがったキーの様子は、→こちらを参照。

だいぶ形ができてきた、P.Paulhahnのオーボエ。 仕上がりが楽しみです・・・



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