バロック木管図書館 woodwind

アクセスカウンタ

zoom RSS バロック・オーボエ:紫檀とシルバーの輝きが格調を高めます

<<   作成日時 : 2017/04/08 14:48   >>

トラックバック 0 / コメント 0

画像楽器のつくり方 (234) 2017/4/8

2種の材を用いてつくるバロック・オーボエの復元(→こちら)を進めましょう。

材のひとつは、十分乾燥させた本紫檀。

寄木つくりの方式により、つくり易さを追求するだけでなく、端材も余すところをなくし貴重な材を最大限に活用します。(→こちらを参照)

フォトは、下管の製作途中。

仮の穴あけと仮のキー部品をあてがったみました。 このあと象牙マウントも施す予定ですが、その前に、紫檀によるオーボエの仕上がりを確認してみました。

フォトでは、紫檀が暗く写っていますが、実際にはその木目と表面の滑らかなオイル仕上がりが感じられます。

●各工程の概要

 - 下管の上部と下部に対しそれぞれ内径をつくり、リーマー仕上げを施します(→こちらも参照)
 - 上側に、上管のテノンを受けるソケットをつくります
 - 上部にはテノンを下部にはソケットをつくり嵌合させ接着します(→こちらも参照)
 - 外形削りを施し、装飾の膨らみやキー台をつくります(→こちらも参照)
 - サンドペーパーの#180〜#12000を順に用いてサンディングを施します
 - フライス盤を用いて指穴や音孔をあけキー溝を掘ります(→こちらも参照)
 - キー材から削り出して各キーをつくります(→こちらも参照)

●格調を高めたバロック木管楽器

楽器博物館などに所蔵されるオリジナル楽器の中に、王室の御用達なのでしょうか格調が高く気品があって、ローズウッド(紫檀)材などに象牙マウントが、また銀製キーに装飾が施され、美しさを放つものがあります。

そのような美しい楽器つくりにチャレンジすべく種々トライしてきました:

 - 象牙マウントRottenburghローピッチ・オーボエ(→こちら
 - バイオレット・ウッドのT.Lotトラベルソ(→こちら
 - バイオレット・ウッドのオトテールのトラベルソ(→こちら
 - モパーネのT.Lotトラベルソ(→こちら
 - マダカスカル・ローズウッドのT.Lotトラベルソ(→こちら
 - 本紫檀のT.Lotトラベルソ(→こちら

今回のオーボエも、特別の材である本紫檀を用い気品あるものとしたい。


このあと、上管とベルの外径削りを行ったあと、象牙マウント加工をしてまいります・・・・


【関連記事】  青字クリックで記事へジャンプします。

バロック・オーボエ:2種の材を用いて並行してつくります
本紫檀でつくるバロック・オーボエの木取り
バロック・オーボエ:専用の木製リーマーにより内径をつくります
バロック・オーボエ:ノミ1本で外形をほとんど削り出します
バロック・オーボエ:繊細な装飾はオーボエの顔です
バロック・オーボエ:フライス盤を用いて斜めに指穴をあけます
バロック・オーボエ:真鍮板からキーをつくります
気品と落ち着きのあるRottenburghローピッチ・オーボエ
王室御用達のT.Lotにどこまでも近づけたい
バイオレット・ウッドのオトテール・トラベルソの響き
木目も鮮やかなトラベルソはフランス宮廷の香り
連載トラベルソ:完成したバロックの風格
落着いた気品を醸しだす紫檀のトラベルソ



テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
バロック・オーボエ:紫檀とシルバーの輝きが格調を高めます バロック木管図書館 woodwind/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる